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INTERVIEW企業インタビュー 田口淳子様

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会社の紹介をお願いします

2003年に技術者派遣の会社として設立しました。 「技術者の技術者による技術者の為の会社」をコンセプトに立ち上げた会社です。 現在では「技術者の育成」「技術者の成長」を何よりも優先させるという価値観を受け継ぎ、 「技術者ファースト」を実践しています。 また、近年は人材育成企業として建設技術者の育成に力を入れています。

障害者雇用をするにあたり、ご苦労はありましたか

社内には在宅勤務の規定が無かったので、 ハローワークが公開しているモデル就業規則をつかって、規定を整備しました。 在宅勤務者との連携手段を模索しながらの開始となりました。 携帯電話、Web会議システムのツールを支給し、チャットソフトを導入して連携しました。 徐々に慣れてきて2週に1回のWeb会議で進捗の確認や新たな業務の打ち合わせを行い、 普段の連携はチャットを使用する流れが定着しました。

業務内容やマネジメントについての工夫があれば教えてください

業務を出来る限り細分化し、各々の個性にあった作業を優先的にお願いしています。 そうすることで、業務効率化が図れるとともに、個人の技術力向上につながると考えます。 更に、様々な業務に興味がある方には、案件ごとに作業内容を変更することで、 担当可能な範囲を拡げながら、知識を深めることができています。

勤務中のフォロー体制について具体的に教えてください

2週間に1度、課のミーティングをwebで行っています。 年4回、責任者との面談の他に、カウンセラー資格を持つ社員が3ヵ月に1回、約1時間の個人面談を行っています。 そこでは体調面やお仕事内容のヒアリングを行っています。 業務量は問題ないか、体調面・心理面への負担はないか、など確認をしています。 また、会社への要望をお伺いするなど、在宅勤務のみなさんが働きやすい環境づくりを一緒に考えています。 その他、希望があればその都度、業務時間などの見直しを行い、柔軟に対応しています。

障害者雇用を検討中の事業所に向けて一言お願いします

今まで、働く上で大きな問題はなく、毎年メンバーを増やし続けています。 勤務時間は個別に対応する必要がありますが、働く環境さえ整えば、健常者だからとか、 障害者だからとか、あまり関係はなく、勤務が可能だと考えています。 在宅勤務の場合は遠隔での管理になりますが、チャットやweb会議システムなど様々なコミュニケーションツールを使い、 密に連絡を取り合っています。密に連絡を取り合うことで、在宅ワークならではの孤立感が軽減され、 作業に取り組む熱意が高まるという意見が多かったです。 Teamsを取り入れた後、よりコミュニケーションが活性化されました。 オーバーワークにならないように業務量の調整さえ気をつければ、問題ありません。 みなさんモチベーション高く、お仕事をされていて、いい刺激をもらっています。

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